出典：https://www.jal.co.jp/inter/route/hndjfk/

【祝】JAL日本航空羽田／ニューヨーク線　開設

昨年、ANA全日空が10月に初就航した羽田／ニューヨーク線に続き、JAL日本航空も同路線への就航を発表。

フライトスケジュールは次の通り。

JAL 東京（羽田）ーニューヨーク線　スケジュール

出典：https://www.jal.co.jp/inter/route/network/america.html

ちなみにANAは

ANA 東京（羽田）ーニューヨーク線　スケジュール

出典：https://www.ana.co.jp/international/promotions/usaana/values/#value02

いずれの路線もニューヨークはJFKへの就航です。往路、羽田―NY線は大体同じようなスケジュール。一方、帰国便、NY―羽田線は若干スケジュールが異なり、JALの方は夕方に羽田に到着し、ANAは午後まで現地滞在することができそうです。一見、単純な航空スケジュールに見えますが、このスケジュールには大きな意味があります。

まずは、往路は両社ともに国内線との同日乗継が可能な時間設定であることです。一番多い乗継ケースは恐らく大阪（伊丹）―羽田乗継でしょう。いずれも元々ビジネス路線として朝一のフライトは複数本就航していますのでこのスケジュールであれば非常にスムーズに乗継が可能です。その他、羽田空港であれば少々移動は要しますが、新幹線品川からの乗継という手もあります。

JAL／ANAの大阪（伊丹）ー羽田線スケジュール（2017年1月現在 Google Flightsより検索）

一方復路について、JALの16:25到着であれば同日中に大阪（伊丹）への乗継が可能ですが、ANAの21:10到着だと現状大阪（伊丹）へ乗継ぐことができません。頑張って新幹線でも駄目ですね。但し、復路便を成田に変更すれば15:00到着になるので成田乗継で伊丹空港あるいは関空へ戻ってくることは可能です。

というように、首都圏在住以外の方にはこういった航空スケジュールが非常に大きなポイントとなってきます。今回、JALが新たに同路線に乗り込むことでスケジュールの選択肢が増えるだけでなく競合がいることで運賃の高騰にもブレーキがかかるので非常に良かったかなと思います。

ビジネス路線としてもこの路線は非常に需要が高くドル箱と言われ続け、両社ともに是が非でも欲しかった路線。（トランプ政権となりビジネスマンの出張回数も増えるかもしれませんしねw）

今後、ますますニューヨークが身近になりこれまで以上に双方の文化交流等が進んでいけばよいですね。

●新規就航まとめ