［How to 旅のDIY.05］｜初心者から上級者にもおすすめの航空券検索スカイスキャナー

これまで航空券について、色々と書かせて頂きましたが、さぁ旅に出よう！と思ったときに航空券を購入する側からしてみると、その航空券が格安航空券なのか、正規割引（PEX）運賃なのかという定義は正直そんなに気にすることではありません。普通に、日本⇔パリなど、単純往復する旅であれば、尚更です。

さて、今回はそんな航空券の種別を通り越して、航空会社・旅行社・OTA（オンライン旅行社）を横断して、検索を掛けてしまう航空券業界の革命児でもあろう「skyscanner」という企業・検索サイトについてご紹介致します。

題しまして、

ここがすごいぞ「航空券徹底比較『スカイスキャナー』」

■目次
skyscanner|スカイスキャナーとは
ここがすごい１｜全世界で提携社数が1,300社以上
ここがすごい２｜skyscanner自体には一切手数料が不要・航空券総額の費用が明快
ここがすごい３｜検索が早い（30秒以内）。操作性が素晴らしい。
ここがすごい４｜検索条件の選択肢が多く、往復別航空会社など臨機応変な検索も可能
ここがすごい５｜スマホアプリの完成度が高い

航空券徹底比較『スカイスキャナー』とは

skyscannerとは、世界最大の航空券検索サイトです。

【概要】2003年にスコットランド・エジンバラで設立したスカイスキャナーは世界中の航空券、ホテル、レンタカーの各種検索サイトを一括して比較検索できるメタサーチの無料旅行検索サイトです。現在30言語に対応しており、全世界の利用者数は月間5,000万人、アプリのダウンロード数は4,000万回を超えるなど、世界中で高く評価されています。スカイスキャナーのオフィスは東京のほかに、エディンバラ、グラスゴー、シンガポール、北京、深セン、マイアミ、バルセロナ、ソフィア、ブダペスト、ロンドンの10都市にあり、計770名以上の社員が勤務しています。skyscanner

2015年7月にはヤフーとの合併会社でスカイスキャナージャパンが設立されています。

ここがすごい１｜全世界で提携社数が1,300社以上

現在、30以上の言語で世界中でサービスを展開、1300社以上の航空会社・旅行代理店と提携（参照：skysanner ）

この1,300社の中には、日本の大手旅行代理店「JTB」「HIS」などや、国内海外のOTA「Expedia」「楽天トラベル」など日本人の我々の馴染みの深い企業から、現地のLCCの会社や代理店も含まれています。更に特徴的なのが、いくつかの航空会社とは、おおよそ直接連携に近い形で連携をしており、公式の割引運賃等も検索結果に現れるのが特徴的です。

ここがすごい２｜skyscanner自体には一切手数料が不要・航空券総額の費用が明快

skyscannerを通して、航空券を検索→購入したとしても、skyscanner自体には一切の手数料は必要ありません。基本的には、連携している航空会社や旅行会社からの手数料をもらっているビジネスです。そして、検索時の結果については基本的に、燃油サーチャージ／空港税／旅客サービス費などの諸々の諸税とまとめられる別料金も含めた総額で表示されることです。※但し、LCCの荷物代金などのオプションはここに含まれていません。

サイトによっては、航空券料金のみを唄い、最後まで手配を進めると結局倍以上高くなったりということがあります。

航空券の料金は諸税も含めた総額で判断しましょう

ここがすごい３｜検索が早い（30秒以内）。操作性が素晴らしい。

スカイスキャナー自体は、検索ボタンを押してから30秒以内の結果表示というのを謳っています。もちろん、通信環境にもよりますが、本当に検索の結果は早いです。

それも含めた上で、ものすごく操作性が良いです。検索された結果は価格帯順に並べられ、その中からそれを手配可能な旅行社・航空会社で一覧表示されます。

ここがすごい４｜検索条件の選択肢が多く、往復別航空会社など臨機応変な検索も可能

検索条件を細かく指定ができるのも、スカイスキャナーの優れた点です。これには、上でも述べた操作性にも繋がってきますが、この条件を変更する度に、ダラダラと再検索が掛かるのではなく、非常にサクサクと結果を表示していきます。

往路・復路の航空会社を別の航空会社のコンビネーションで検索できるのも大きなポイント

一般的に航空券は往復セットでの運賃が基本形態です。往復チケットを片道だけで購入したら半額！ということにはなりません。しかし、この常識を変えたのがようやく日本にも乗り入れたLCCです。

例えば、関空ー香港線で調べてみたときに、行きをpeachで帰りをJetstarという組合せも検索結果として、表示してきます。この例では、ほとんど料金差はありませんが、滞在期間の短い際のアジア圏の旅は、飛行機の到着・出発時刻も重要になってきます。そういう意味では、選択肢を増やすことができるので非常に便利です。

もちろん、これを例えばpeachで検索しても帰国便をじゃあJetstarでという提案はしてきません。